加藤正夫打碁集
・攻めの構図、読みの力
☆上巻 〜序盤・中盤編〜
加藤正夫打碁集
・攻めの構図、読みの力
☆下巻 〜中盤・終盤編〜
中京の父子鷹打碁集
上巻 羽根泰正
中京の父子鷹打碁集
下巻 羽根直樹
宇宙流 武宮正樹
快局選 上巻
宇宙流武宮正樹
快局選 下巻
宇宙流序盤構想
・互先局の巻 ・二子局の巻
・三子局の巻 ・四子局の巻
加藤正夫打碁集・攻めの構図、読みの力
☆上巻 〜序盤・中盤編〜
かつてはその強烈な攻め方で恐れられた加藤正夫九段の待望の打ち碁(実戦)集。昭和53年以降の実戦譜の中から、自ら30局余りを選び、独特の大局観や攻めのタイミング、バリエーションなどを丁寧に解説、並べていけば、自然と攻撃力がアップすることは間違いない。まず上巻では序盤から中盤にかけて攻めが発揮された16局を取り上げ、その数手が一局を征するまでをみていく。
巻末には本書の編集、執筆を担当した囲碁ライター、秋山賢司氏が書き下ろした「素顔」、「年表」もあって盛り沢山の内容だ。
■加藤正夫・著 秋山賢司・編集、執筆 ■2004年9月発行
■本体価格 3,000円(税別) ■A5判 286ページ
■ISBN4-905689-79-9
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加藤正夫打碁集・攻めの構図、読みの力
☆下巻 〜中盤・終盤編〜
加藤正夫九段の打碁集・下巻は、中盤から終盤に攻め力を発揮した15局を解説、このうち3局は好調に攻め続けたものの、土壇場で詰めを誤って苦杯を嘗めた対局にも触れ、終盤での失着が如何に大きいかが良く分かる。他は加藤流の快勝譜で、攻め勝ちの喜びを追体験。上下巻とも対局のはじめに、勝負手となる一手を出題する形式にするなど、読者を飽きさせない工夫を凝らしている。加藤九段は04年暮れに急逝されたため、最後の実戦集となった。
■加藤正夫・著 秋山賢司・編集、執筆 ■2004年9月発行
■本体価格 3,000円(税別) ■A5判 288ページ
■ISBN4-905689-80-5
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中京の父子鷹打碁集 上巻 羽根泰正
羽根泰正・直樹両棋士のように親子で囲碁棋士というのも珍しいが、父と子の両人がビッグタイトルを獲得したのは、現行の実力棋戦制度では初めてのこと。
父・羽根泰正九段は、大模様を張ってからの重く鋭い攻めを得意とし、平成2年王座位を獲得、平成20年には1100勝を達成。日本棋院・中部総本部(名古屋)所属の並み居るプロを率いる実力者の1人として、また勉強会「泰正会」での分け隔てない実直な指導姿勢など、地元のみならず全国に実力と人柄を慕うファンが多い。
今回、初めての打碁集をまとめるにあたり、羽根九段自らが52年余に及ぶ囲碁人生を振り返り、師匠との指導碁、昇段譜、日中決戦の勝利、王座位獲得、1000勝など印象深いものから、最近の勝局まで全60局を厳選、記述担当の名手中山典之七段とともにその情熱と囲碁観を語り尽くした、羽根泰正ファン待望の打碁集。まさしく「攻めに攻めた囲碁人生」がここにある!
■羽根泰正・著 中山典之・編集 記述 ■2010年5月発行
■本体価格 3,000円(税別) ■ISBN948-4-905689-97-3
■A5判 330ページ
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中京の父子鷹打碁集 下巻 羽根直樹
羽根直樹九段は、平成3年にプロ入段以降、棋聖、本因坊、天元などをはじめ様々なタイトルを獲得、今最も充実している日本のトッププロである。棋風は「じっくり落ち着いてケレン味のない碁だが、ときには壮絶なねじり合いに持ち込むこともある(週刊碁書評より)」。一方、盤側を離れた時の性格はいたって温厚で、家族思いの柔和な人柄が、皆に好感を持たれている。
今回は、初めての本格的な打碁集として、16歳で四段昇段を達成したものから、天元戦、棋聖戦、本因坊戦のほか、世界王座、NECカップ、阿含桐山杯などタイトル奪取棋戦を中心に、全61局を解説、名手中山七段が記述を担当したファン待望の打碁集。
息子・直樹の活躍に触れるとき、父親・泰正を素通りすることはできない。逆もまた然りである。
■羽根直樹・著 中山典之・編集 記述 ■2010年5月発行
■本体価格 3,000円(税別) ■ISBN948-4-905689-98-0
■A5判 316ページ
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宇宙流武宮正樹快局選 上巻
囲碁上達の近道は、プロの碁を並べること。とは言うものの、これがなかなかの難行苦行で、長続きができない。この難行を楽しさ面白さで克服する“宇宙流”武宮正樹九段の待望の打碁集!中央の闘いが滅法面白い宇宙流の雄大なスケールと大胆さは、並べる人を惹きつけてやまず、局を並べ重ねていくうちに自然と実力がアップする!武宮九段が自らの実戦1千数百局を振り返り、これぞという碁を上下巻合わせて122局選んで要所を解説、記述は中山典之六段が担当しており、その軽妙洒脱な文章は最後まで飽きさせない。
このうち、上巻には昭和42〜60年(16〜34歳)の58局を収録、1譜ごとの手数を50手に統一して、より並べやすくなっている。
■武宮正樹・著 中山典之・編集 記述 ■2008年9月発行
■本体価格 3,000円(税別) ■A5判 333ページ
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宇宙流武宮正樹快局選 下巻
「楽しく並べてステップアップ」をめざす、宇宙流武宮正樹快局選。下巻は昭和60年(34歳)の第40期本因坊戦から、平成7年(44歳)の名人獲得までの64局を収録し、武宮・中山コンビの解説記述は益々冴えわたる。
宇宙流の一つの頂点、溢れるばかりの感性がこの一冊に収められているといっても過言ではない。
中山典之
『どうか繰り返して本書を並べていただきたい。級位者のあなたも、有段者の貴殿も必ずや上達なさる事と確信する。75歳の中山もこれより本書を並べて、ホンの少々でも上達したいと思う』(あとがきより)
■武宮正樹・著 中山典之・編集 記述 ■2008年9月発行
■本体価格 3,000円(税別) ■A5判 345ページ
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宇宙流序盤構想
☆互先局の巻 ☆二子局の巻
☆三子局の巻 ☆四子局の巻
「囲碁の本にして、囲碁の本にあらず」――。ご存知宇宙流の武宮正樹 九段が、その大宇宙構想を余すところなく伝える。四子局から互先局までの四冊シリーズで構成されている。「ノビノビとした自然体を心掛け、背筋を伸ばして広い盤上をカッ歩すれば、結果もまたついてくるだろう」という言葉が示すように、武宮流の碁は星打ちにその真価を発揮する。宇宙流の実戦譜も豊富に収録。編集・記述は"名手"中山典之六段が担当、お馴染みの名調子で宇宙流置碁の魅力を余す所なく伝えている。
■武宮正樹・著 中山典之・編集 記述 ■1993年6月〜1994年8月発行
■本体価格 3,000円(税別) ■A5判 278ページ
(※互選局のみ 2,913円+税)
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